茂原しん整骨院の桑田です。本日は勝浦市から5年間頭痛でお悩みの患者さんが来院されました。お話をお伺いすると脳外科での検査では異常なし!
肩こりから頭痛が出るのでは??との診断で頭痛薬と筋肉を緩める薬を処方されたそうですが、一向に改善せず。
何回も薬の種類を変えたそうですが、変化は無かったそうです。その後は病院を変えたり、整体、整骨院に通ってマッサージや電気治療、骨盤矯正、針治療などを行ったが一時的に楽になるだけで、翌日には元通りだったそうです。
この様なお悩み、通院歴をお持ちの患者さんは当院には多数、来院されています。
なぜ、お薬やマッサージなどでは改善しないのか??それは、対症療法だからにほかなりません。対症療法とは症状を発生させる原因に対してではなく、症状を和らげる、感じにくくさせる、その場しのぎ治療法です。
痛み止の薬は痛みを頭痛を感じにくくさせます。マッサージは緊張した筋肉を一過性に和らげ、血行を良くする事で症状を軽減させます。
しかし、頭痛が出るには原因があります。肩こりにも原因があります。痛みや筋肉の緊張は身体の問題点を知らせるサインであって、原因ではありません。
症状を改善させるには原因を改善させる必要があります。虫歯は痛み止めで痛みを止めるのではなく、虫歯を削ったりする必要がある事と同じです。
ですから、慢性的な頭痛の原因を知ることが何よりも大切になります。慢性的な頭痛のほとんどが、1次性頭痛という分類になり病院の画像検査や血液検査では異常なしになります。
しかし、統合医療的に考えれば病院の検査で異常がない慢性的な頭痛のほとんどが、構造(姿勢)と機能が原因となっています。
構造(姿勢)が崩れる事により、神経、筋肉、関節、血管の機能が低下した結果、頭痛や肩こりとなります。
2次性頭痛では病院の検査、原因がハッキリと分かるので病院での治療が最優先、第一選択しになります。
しかし、病院の検査で異常なし、自律神経失調症、緊張性頭痛、偏頭痛、精神的なものと言われた方は『構造と機能』が原因の一次性頭痛かも知れません。
勝浦市から来られた本日の患者さんも構造と機能低下が原因の頭痛でした。
本日も『患者の健康と生命を第一とする』という理念のもと、最善を尽くして治療させて頂きました!